第３０回　２００４年８月１５日


今日は。未来を君と。。。と言う話。


僕は昔。
はやくに結婚して・・・。
はやく子供と一緒にキャッチボールして・・・。
その子供の成長を見守りたい。
そんな風に考えていた。

けれど。僕はまだ結婚をしていない。
子供もいない。

僕は、両親にとって子供だ。
いつまでたっても子供だ。
彼・彼女には感謝するしかない。
育ててくれたこと。
僕を今まで見守ってくれたこと。


僕は。。小学校の作文だったろうか？
「２１世紀の自分とその世界」という主題の文章を書いた。
国語の授業だった。

いまでも、書いたことを覚えている。

「２１世紀は僕らが大人になっている」
「僕らが頑張って、もっともっと良い世界にする」
そう書いた。

今、僕らの世界はどうなっただろうか？
あの頃の世界より良くなったのだろうか？
あるいは、良くなりつつあるのだろうか？

そして。何より僕は「大人」になったのだろうか？


ある人はいう。
子供が出来て、その子供がまた子供を作る。
人が人をつくって、この星を・・・。この世界をつくるのだ。と・・・。

僕はふと、思う。

もしも、大好きな女の子がいて。。。
その子のことが大好きで・・・。
その子と結婚して・・・。
その子と僕の子供が出来たら、それは幸せだろうと・・・。

昔は。ここまでしか考えなかった。。
けれど、今は違う。

子供に託す未来。
その前にやらないといけないことをしていない自分。
結婚するとしたら・・・。
それまでに、僕は大人になれるのだろうか？
僕が、子供をこの世に生み出すことを許されるのか？と・・・。


もしも・・。許されるとしたら・・・。
僕は、その子の手を握り締めて・・・。
何を教えてあげるだろう・・・。
何処へ導いてあげられるだろう・・・。


僕は、思う。

僕の好きな人。
その人がくれる幸せを教えてあげようと・・・。
僕の大事な君。
君が幸せになる道を一緒に探していこうと・・・。