僕は、きしむような痛みを抱えたまま・・・
「ひとかけらの勇気」というチケットを持って、旅立とう。

行く先は書かれていない。
まっさらなチケットで、
生まれ変わるように、僕は旅に立つ。

あの日のことを忘れても。
目の前に広がるまぶしい日差しが、僕を包んでくれるから・・・。
君の笑顔をつかまえに行く。
あふれる笑顔を見つけに歩き出す。

                        next (第3章) 開始