薄れていく昨日。
明けていく今日。

薄情だから、僕は昨日という日を忘れていく・・・?
どんなに素敵に思えたあの日も、あっけなく忘れてしまう・・・?

あまりに、ほのじろむ朝がきれいだから。
燃えさかるような夕陽をさみしく忘れてしまうなら、
僕は、何を覚えているのだろう・・・?

カーテン越しに差し込む明かり。
僕は、このカーテンを開けてしまう。

朝陽に照られた星が薄れていく。
星は消えない。
僕の目では、見えないだけで・・・。
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