この話は・・・。
僕がもっともっと幼かった頃の話。
少年だった頃の「ぼく」の話。
いつでも、一緒だったあの子との話。

その頃の「ぼく」が書いた日記のように。
少し、そんな風に書いてみる。

夏が来るたびに思い出す。
あの子の浴衣姿。
もしも、もう一度君と出会えたら・・・。
決して、もうその手を離さない・・・。

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